耳から入ってくるエネルギーがあって、
これを「音霊(おとだま)」というのだそう。
人のしゃべる声も車の音も、耳に「音霊」として入ってきますから、なるべく美しい言葉、美しい音と接していきたいもの。また騒々しい音楽もいいけれど、エネルギーが高まるような美しい音楽を聴くことも運気をアップさせる秘訣だそうです。
心と身体を美しく保ちたいなら、よい「音霊」に接することが大事なのだそうです。
ゆめみらいの社内ではいつもクラッシック音楽をバックミュージックとして流しています。
先日、協力先の業者さんと打ち合わせをしていました。
ゆめみらいのお客様に、土地の有効活用を提案するために相談をしていた100円パーキングの業者さんです。
打ち合わせが終わり、ひと段落して雑談をしていたとき、
「どうしても欲しくて欲しくて仕方なかった土地が手に入らなかった」
とぼやくのですね。
「今からでも、もし買えるものだったら、なんとしてでも買いたい」
と。
まあ、土地に関してはこちらが専門ですから、もしかしたらお役に立てるかもしれないからと、詳しく聞いていったんです。
奥様に先立たれたご主人は80歳代。
お子様は無く、ご兄弟が遠方にお住まいなのだそう。
そのご本人とご兄弟で所有なさっている土地だそうです。
「それがね〜結婚詐欺らしいんですよ〜 30代の女が、ええのええの言うて入り込んで、実印から権利証から全部取り上げてしもうとるらしいですわ。」
それは、大変! 結婚詐欺となると事件です。さっそく調べてみると、
「○○円抵当ついてますね(土地を担保にしてお金を借りている)」
「ああ、やっぱり。ナオミが足を怪我したので、土地でその費用を作って出してやったんじゃって、言いよった」
「しかも、仮登記もやってる(お金が返せないと土地をあげるという約束)。貸主は府中町の×△不動産ですよ〜 おそらくホントにお金は動いてませんね。そのナオミはこの不動産屋とグルかもしれません。」
と私。
「ナオミがナオミがって名前は出てくるんですが、ちっとも姿は見ないんで、一緒に住んではいないみたいで・・・怪しいですよ」
「債務者(お金を借りた人)が2名の連名ですよ。一人がそのお爺さんですね。もう一人が、ナオミって□△直美(お爺さんの苗字と同じ)となってるから、もう入籍してます。お爺さんが亡くなった後、財産は直美さんのものですね。×△不動産とナオミさんの関係までは読み取れないけど・・・筋書きができてますね。他にお持ちの不動産も同じ手を使っているのでしょう」
ひどい話もあるもんだと、ため息をつきながら話しました。
×△不動産は、タダで土地が手に入って大儲けできると浮かれているのでしょう。
ナオミさんは直接お爺さんと係わっていて、良心は痛まなかったのかな。
×△不動産に弱みでも握られているのでしょうか。
80歳代のお爺さん。
男性はいくつになっても、若い女性には弱いものなのでしょうかね?
いずれにしても、権利証を持ち出して実印を押印していることは、
本人に承諾の有無に関係無く犯罪では?
承諾があったとしても、お爺さんに正常な判断能力があるのかどうか、年齢からすると微妙なところです。
余計なお節介かもしれませんが、これは黙ってはいられない!
「それがね〜お爺さん、詐欺にあったなんて全く考えとらんし。ナオミがどうした、ナオミがどうのこうのって、とっても嬉しそうに話すんですわ〜 足が悪くて入院していることになっとるらしゅうて、もう随分前からおらんのに、入院先も知らんのに… ナオミ、ナオミって幸せそうにねえ。」
えっ?幸せそうに? ああ、お爺さんは幸せなのですね。
奥様に先立たれ、お子様も無い一人暮らし。
お爺さんは寂しかったのではないでしょうか?
そこに現れたナオミさんは、お爺さんにはまるで女神のように見えたに違いありません。
核家族化が随分進み、地域のつながりが希薄となりました。独居老人の孤独死も社会問題と化しています。
お爺さんが幸せなら、それが一番いいのかもしれない・・・
でも、皆さん。
どう使おうが本人の自由ですが、やはり不動産は大きな財産です。
欲や利権が絡み、たくさん事件が起きています。
おや?と少しでも思ったら危険が迫ってきているのかも。
迷わず信頼できる不動産屋に相談しましょうね。
このブログは、広島市内で女性スタッフだけで応対する女性による不動産屋を展開する ゆめみらい株式会社 住まい街づくり事業部 が作成しています。
賃貸物件から売買物件まで幅広く取り扱っています。お問い合わせは電話082-292-2351までお気軽に。