みなさま、こんにちは。
先日行われた「広島みなと 夢 花火大会」に子どもたちを連れて家族で行ってきました。
少し早めに家を出て、満員電車にゆられて会場に着くと、そこには屋台や夜店が沢山並んでいました。たこ焼き、りんごあめ、たい焼き、オモチャの笛。覘いて歩くだけでも、お祭り気分になります。浴衣姿の人たちも沢山いて、ああ〜これが日本の夏よねとしみじみ感じながら、焼きそばやカキ氷を買って食べたり、金魚すくいをしたり…夏のお祭り気分をしっかり楽しんだ後、打ち上げられる花火を楽しみました。
会場で見る花火は、打ち上げる音がお腹にドスンと響きます。打ち上げられた火薬球(?)がヒュルヒュルと風を切りながら上っていき、そしてドーンをいう音と共にぱっと広がった、視野に入りきらないほど大きな花火。間近で見る花火はとっても迫力がありました。何やら一晩で、約9,000発の花火が打ち上げられたそうです。
帰り道? ええ、帰り道はそれはもう、たいへんな混雑でした。
終了と同時に、いっぺんに沢山の人が帰るのですから。
電車やバスが増便されていたらしいのですが、と〜ても間に合いません。空の電車やバスが、花火大会が終わるまで待機していて、ピストン式に詰め込みますが、それ以上に人の数が多かった。誘導するために、スピーカーを持った関係者が呼びかけを行ったり、電車の線路も手動で切り替えたり、それはそれは苦労してくださってました。が、それでも人が溢れて…
たしか前年は「横四人の列になって並びましょう」という呼びかけだった気がしますが、今年は「皆さん!前に進んでください、前に進んでください!」という呼びかけだったので、後ろの方が大変なのかな?と思いできる限り前に詰めましたが、先頭あたりで無秩序なダンゴ状態になってしまいました。
空きの電車が着くたびに、我先に乗り込もうとして押し合いへしあいのスゴイ事。みんな早く帰りたいという気持ちになるのでしょうか? 前にはもう行けないのに後から押されます。人ごみの中、保育園児の次男の手を引きながら、以前神戸であった花火大会での圧死事故を思い出しました。
小さい子ども連れは、危険でした。
いよいよ乗り込むとき、
「こっち側は安心しなさい」ガードしてくださった見知らぬおじ様、ありがとう。
さりげなく気を使ってくれた浴衣姿の若い女性の方、ありがとう。
我が家のメンバーは、みな無事に乗り込めましたが、電車の車内から見ると、まだまだ子ども連れのかたが沢山残っているようでした。
我が家が乗っているのが悪い気がしました。
みんな乗って欲しかったなあ。
子ども連れや妊婦さん、お年寄りから優先して乗り込ませるということは出来ないものなんでしょうか? 「生存競争に勝ったよね!」と電車の座席を確保し、得意そうに仲間内で話している若者たちを見ていてそう思いました。
譲りあう心はどこにいってしまったのだろうか?とも…
もうすぐ8月6日、ヒロシマ原爆の日がやってきます。
この日も子どもを連れて、平和公園界隈をうろうろしようと思っていますが、平和都市広島の市民として恥ずかしくない行動が取れるよう、子どもたちには乗り物などのマナーをしっかり教え込みます。また武士道から続く譲り合う美しい心を、日本人としてしっかり受け継いで欲しいと思うのです。
嘆くだけではなく、出来ることから少しずつ。
このブログは、広島市内で女性スタッフだけで応対する女性による不動産屋を展開する ゆめみらい株式会社 住まい街づくり事業部 が作成しています。
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