今回は、ごく一般的なゆる〜い内容ですが、どうかご容赦を。
大不況のせいか、あっと驚く不動産事件がたくさん起きてます。
皆様にお伝えしたくてウズウズしているところなのですが、今はいろんな事情が整ってなくて。書いてはいけない時期なんです。。。
次回ではお伝えできると思うので、楽しみに待っていてくださいね。
土地神話は崩れました
公示地価が下落しました。
これからはしばらく下がり基調です。
平成4年を頂点としたバブルがはじけるまでは、不動産の価格が下がるなんて考えられませんでしたよね。マイホームを夢見てみんなで頑張って働いた。それが高度経済成長を生み、GDPが増加してついに日本は大国の仲間入りをしました。それと共に不動産価格も緩やかに上昇していったんですよね。
昔に買った土地が、高い値段で売れた〜なんて、よくある話でした。
しかし、何度もこのコラムで繰り返しお話ししておりますが、これからの不動産価格は、株のように上がったり下がったりと変動します。
緩やかに、ですが。安全な投資先という目つきは捨てましょう。
ま、倒産会社の株のように紙切れになって、価値はまったくゼロ…にはならなくて、少なくとも現物は残るわけですけど。
駐車場にしてもいいし、畑にすれば作物が取れるし、犬小屋を建ててもいいわけなんで、用途策を練ればいいのですが。。。
空前の空室率
ニュースでは、ビルの空室率が上がったなんて盛んに言ってますね。
自業自得でないの?建てる前の試算ミスではないの?なんてみんな思ってるはず。
需要と供給のバランスが全然なってないのがわかりきってましたから。
入居者が家賃を払ってくれるから儲かるぞ!建てろ建てろ!ってな流れで、むやみに建てすぎた気がしますね。
これはもう、大豊作で焼却処分しちゃう出来過ぎたキャベツみたいなものです。
だけど、投資した金額が大きすぎるし、焼却処分なんてできないし。
計画段階でちょっとばかり冷静になって、建設中のビルが連立している周囲を見ればわかったはずなんですけど。
こんなに建てちゃってどうする気なんだろう?
空室だらけになるのでは? とヒヤヒヤしてましたよね。
人口は減少傾向にあるわけですから、需要は増えない、結局は引っ張り合いになっているだけです。
中区のワンルームマンションでは、ついに家賃が一万円台。でも空いてます。
今が買い時か?
よく問われるようになりました。
そして、もう少し待てば下がるかね?という質問。
これ難しいです。なにせ株と同じ値動きをしますから。そこんとこが100%完璧に答えられたとしたら、私は株屋さんになってます(笑)
なので、こう答えるようにしています。
シンプルに考えましょうと。それがその値段で売りに出ているのだから、買いたいと思えば買いましょうと。
たとえば、1万円でコップが売られているとします。
そんな高いのはいらない、100円ショップでいいなら買わないでしょうし、それがバカラとかで、どうしても惚れてしまったらば高くても買いなんです。
コップは量産できますが、不動産は一つだけ。
そこが判断を狂わせるのでしょうが、要するに対価として妥当かと判断できるかどうかなんです。
不動産業者のお仕事私が不動産のお仕事を始めたのは、バブルがはじけて以降でした。
だから、上がったり下がったり。
売る方も買う方も、そして不動産業者も右往左往して。手探りでした。
持ってるだけで価値が上がった土地神話の時代には、不動産の商売って楽だったろうな〜なんて思いますね。おまけに今は大不況。
周りの業者はいつの間にか居なくなって、倒産やら夜逃げやら。
こんな時は、周りをよく見て、アンテナを張り巡らせる。
世の中の動きに敏感に、ちょっと先を読みながら慎重にすすめていかなくっちゃいけませんね。
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