ゆめみらいでは、おんぼろアパートを改装して賃貸しています。
そう、年越し派遣村のニュースを見て居ても立ってもおられず、どうぞ住んでくださいと提供したアパートです。
あれから一年あまり。結局、役所からの紹介はゼロ。
少しでも社会貢献になれば! と思い立ったのですが空振りに終わり、不完全燃焼の後味悪いものになりました。
それでも、他で断られて住む所がない!という人を受け入れつつ、今はほぼ満室の状態なんですよ。
不思議なことに、タダでもOKなのに皆さんきちんと家賃を払うことを希望なさるんですね。
そして不思議なことに、滞納者はありません。
そんなアパートで、病死者がありました。
いわゆる孤独死です。
この方は少し目が不自由で、おまけに一人住まい。
他では断られていたようですが、うちではもちろん受け入れました。
改装したアパートをとても気に入ってくれて、彼女?(プライベートは深入りしませんので)と来店され、嬉しそうに賃貸契約を結ばれて。
入居後も仲良くベランダの植木の手入れをなさっていたようです。
その方は、目のこともあって、民生委員さんが定期的に巡回してくださっていたよう。
連絡がとれなくなって久しいので、鍵を開けてほしいと大家である弊社に連絡が入りました。夕方ですが、ちょうど現地にいた従業員が中に入ろうとすると、区役所の担当者が止めるんです。
「勝手に入ってはいけない、ひと晩様子を見なければ」と。
あまりに怒り口調で、まくしたてるように言う担当者に呆れながら、しぶしぶ帰った従業員から報告を受けたのですが、どうも胸騒ぎがするんです。
もしかしたら中で倒れて苦しんでいるかもしれない、その可能性があるのに安穏としている大家でいいのか?と思うと、居てもたってもいられなくなり、もう夜になってしまっていましたが、急いでアパートに行ってみたんです。
現地に着いて、ちょうど角部屋だったのですが、灯りもついてない。
その壁越しに、ああ、あのあたりで倒れているんじゃないかなって感じがしたんですよね。
そこで。。。手遅れでしたが、早く発見できたことが良かったくらいかな。
まだ60歳の方でした。ご冥福を心よりお祈りします。
その後、ご親戚の方と話す機会がありました。
どうやら、胃を悪くなさっていたようで、11月頃から食べることができなくなり、衰弱し、吐血して亡くなったよう。
あの彼女?も、きっと心配しているのでは? と思ったので、もし連絡先がわかれば伝えてほしいというと、どうやらその彼女、具合が悪くなったらお別れしていたみたいです。
まあぁっ!!なんて悪い女!病気の時こそ支えが必要でしょうに!
そういえば、別の物件では、退職金を何千万も巻きあげて、年金までほとんど巻きあげて、金づるにしてた女性もいたっけ。
そのお相手も孤独死なさってましたがね。
こういうのって、女性がしたたかすぎるのか、それとも色欲におぼれ貢いだ男性が馬鹿なのか。そういえばちょっと前、結婚詐欺で大金をつぎ込んだあげく・・・てなニュースがありましたよね。
世の男性の皆さま。よくよくお気をつけあそばせ。
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