景気が回復基調にあるっていうニュース・・・ですが、
どうも実感が伴いません。
政府って嘘つきね〜なんて思いながらも、ふと気がついたのですが、そういえば投資物件を探しているお客様が増えてきました。ん、ん?なぜ?
野村不動産の「
不動産投資に関する意識調査」によると、不動産価格はすでに底を打ち、今後は上昇するという見方から、不動産投資物件は「今が買い時」と考える投資家が半数を超え、「間もなく買い時が来る」を合わせて約85%が「買い時」と回答しており、買い時感が強く出ているようですね。
なるほど今は、それなりに値ごろ感もあるし、株に比べ大幅な下落リスクが少ないし。こう金融情勢が不安定だと、現物投資のほうが安全と考える人が増えるのも、納得ですが。今後、景気回復によりキャピタルゲインも狙えるという方もいらっしゃるとか。
どうなんですかね、この景気。ほんとうに回復しつつあるのでしょうかね。
全く実感がありません。
不動産業者としては、やはり現実の空きテナントの増加や、空室の増加が目に付きすぎます。
今後さらに進む少子高齢化もありますし、投資した物件が入居者で満室って考えられないんですもの。
さて、私事ですが、先日「2012」という映画を観ました。
地球に大地殻変動が起きて、かつてない規模の地震、噴火、津波…。
あらゆる天変地異が世界各地に次々と襲い掛かり、世界地図が全く変わっちゃうという話です。
やっとの思いで憧れを手にしたマイホームも、丹精込めた庭も、夜景のきれいな億ションも、一瞬になくなっちゃう。
(こんなこと考えながら観るのは職業病?)
まあ、映画の話なので天変地異は極端な例としても、今日の帰り道に交通事故に遭うかもしれないんだし、あくせく働いていたって、ホントにいつ死ぬかわからないな〜 悔いが残らないようにしたいな〜 なんて考えてしまいました。一度しかない人生だもの、もっともっと楽しまなくちゃ。
というわけで、お金の投資もいいですが、心への投資はいかがでしょう?
空室の多い建物は、いっそのこと解体してしまって緑地にしちゃいましょう。
小鳥のさえずりが聞こえ、木陰で読書も。
隣のビルが見えていたという窓からの眺めが変わり、木々の緑が見えるなんて素敵ですよね。仕事もはかどるし、住まいならばなおさらヨシです。
3LDKに5人で住まう? 15坪の極小敷地で3階建て? ナンセンスですっ。
もしかして5畳の部屋に3段ベッドとかで子どもたちを寝かせてませんか?
ほんと〜にナンセンス!!
広い居住スペースがおおらかな発想を呼ぶという格言が・・・ありませんが、実際にそうでしょう?
隣の空室と繋げてしまって2件分になった居住スペースでゆったりとした暮らし。一戸建てだって、隣の空き地と合わせて広く建て替えるとか。
こうすると、必ず心のゆとりが生まれるはずです。
少子化を逆手にとって、「うさぎ小屋に住む」と言われた日本人のイメージを払拭してしまいましょうよ。
こんなスケールでものを考えていくと、どうしても個人や一企業の力では足りません。
大きな目つきで、豊かな気持ちで、管轄を超えた総合的な計画、抜本的改革が必要です。
ちょうど巷では選挙の真っ最中。
この機会に、今までとは全く違う発想で、国も人々も豊かになれる仕組みを実現する人がドシドシ当選してほしいなと思いますが、どの政党も似たり寄ったりな公約でさみしいです。
保身にはしっている今の政治の仕組みでは、実現しそうにありませんね。
せっかくの選挙なのにな。チャンスなのにな。
零細不動産業者のゆめみらいの限界を再認識してしまいますね。
残念です。ホントに残念です。
だけど「ゆめみらい」ですもの。
くじけることなく夢と未来の為に限界に挑戦していきます!
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