地価は「下げ止まり兆し」だそう。
国交省が26日に発表した主要都市の地価は、観測地点の42%で「上昇・横ばい」となったそう。
でも。。。残りの58%は相変わらず下落しているのよね?
報道の見出を見ると、景気が良くなってきた!と思ってしまうけれど、実態はそうではありませんね。
相変わらず景気は低迷しているし、雇用や所得の改善は進みません。
実体経済が回復しなければ、不動産市場は厳しい状況が続きます。
報道に左右されないで正しく物事を判断していきたいですね。
反面、税改革の後押しもあって、個人住宅市場は持ち直してきた感じがしています。ほんの少しの手ごたえですが。でもさすが日本人は農耕民族。持ち家志向が高いのは、土地に対する執着がDNAに刷り込まれているからです。
マンションでは、中古よりも新築の動きが活発化しています。
広島では、金融危機による競合大手2社の倒産で、生き残った業者は生き生きとしていますね。
地価が下がった分と建設の工夫で値段を安く勝負しているし。
新しいほうに目が行ってしまうのも無理ありませんから、当面は、中古より新築! という流れでしょう。
そして、同じように活況なのが不動産投資。
お客さんが山ほどいらっしゃいます。
一般的に投資を考えるとき、資産独自の資質による個別リスクと、市場全体の動向に左右されるリスクの大きな二つのリスクを検討しますね。
不動産投資にあてはめてみると、個別リスクは家賃収入にあたります。
それは常にあるものの、大きな変動はありません。
いくら市況が悪くても家賃を払わないといけないのは、皆さんもご存じのとおりですよね。
ということは、立地や管理の良い物件を、きちんとメンテナンスすれば個別リスクは回避できます。
つまり、資産選定の段階での取捨選択で対応できるリスクです。
一方のリスクである市場を見ると、一定期間上がり続け一定期間で下がり続けということを単純に繰り返します。
購入を考えるとき、市場が下限あたりを推移している今の時期は最適だといえるわけですね。
銀行の貸出姿勢も、ひところに比べ緩やかになりましたから、今は「買いに最適」時期なのです。
ただし、競合相手は多いですよ〜 築浅で市内中心部で、利回りがよくて… と好条件をご所望。そして皆さんが求める条件はほとんど同じ。ですから、競合が多くなっています。
婚活ならぬ不動産投資だから、投活かな? 物件探しに苦労しているくらいです。
そうそう、巷では、投資用マンションの勧誘トラブル急増しているとか。
「新入社員の名刺交換練習」の名目で交換した名刺をもとに、しつこい勧誘が始まるそうです。
勧誘を断ると「生コンを流しに行く」「車でひき殺す」と脅されたり、朝10時から15時間に及ぶ勧誘で無理やり契約させられたり。
なんとまあ、ひどいこと。嫌〜な時代ですねえ。
不況が長引くと、あの手この手でいろいろ考えるものですが、こういう悪質な不動産業者がいるから、業界全体が信頼されないんですよね。ぷんぷん。
そこで、被害にあわないためのアドバイスを。
いくら誘われても、買う気がないのに会わないこと。
買う気がなければ毅然と断ること。
「何時間も説明させて営業妨害だ」と脅されても、勧誘を断る行為は営業妨害ではありませんから、はっきり断りましょうね。
「ノー」と言うのは、確かに言いにくいもの。
だからといって、まわりくどい言い方をしたり、態度でそれとなくわからせようとしても、伝わりません。
曖昧な態度は厳禁ですよ。
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