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- 2023.01.24 Tuesday
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ゆめみらい株式会社は広島のトータルマネジメント企業です。
時代を見つめ、次代を素敵にかえていく
夢のある未来を これが私たちの願いです。
「葬式仏教」と批判されて久しい日本の寺が追い詰められている。都市への人口流出と檀家の減少、「直葬」に代表される宗教離れよって、衰退してきた寺が経営難に陥り、数億円の負債を抱えるケースも出てきている。原因は“墓ビジネス”の失敗だ。葬儀会社に「葬式」さえも奪わつつある寺が、存続をかけてビル型納骨堂や巨大霊園を建設したものの、売れ残ってしまったのだ。。。。
というもの。
放送を見ましたか??
実は、何をかくそうこの私。
お寺に代わって、墓地を開発したことがあります。
地面に墓石を置いて、その中に焼骨を安置するという、
ごく一般的な墓地。
広島で一般的な浄土真宗では、
骨は自然に還す という意味で、
布に包んで、地面に直接置くというのが正しいやり方。
今は簡略化が進んで、
雨露がしのげるよう、骨壺に入れ、
お墓の納骨する部分は、石で囲われていますが。
墓地埋葬法という法律の許可を得て、設置するもので、
この墓地埋葬法の許可というのが、
なかなか得られなくて。
そんなに簡単に墓地があちこちにできてしまうのを防ぐ意味もあるのかな?
とも思っています。
テレビで紹介されたのは、
東京の墓地で、しかもビル。
建物の中は、
光に満ち、豪華に作られていて、荘厳なイメージです。
住職さんが、ちゃんと供養を欠かさずしてくださるよう。
でもね、ビルなんです。
でね、
礼拝する場所で、
割り当てられたカードをかざすと、
当該家の墓が電動で現れてきます。
ウイ〜んって。
墓前には小型噴水盤と、香炉と鐘があり、両側には生花が活けてあります。
墓石の中央の窓に家名を彫った黒御影石板が、
カードによって入れ代わるという仕組み。
墓石の後ろには、
後ろの納骨室からコンベアで運ばれて来る骨壷がある。
本当にその遺骨が運ばれてくるのかも確めようがなく、
車の立体駐車場のように、
それぞれの家の墓が格納されているそうです。
その仕組みを、有難くも荘厳にしたようなもの。
ウイ〜んって。
便利なような、
薄気味悪いような。。。。
ちなみに、鉄骨鉄筋で建てられたビルの耐用年数は、
ほぼ60年。
不動産業者 兼 建築業者の私は、
耐用年数後のこの墓地が気になって仕方ない。
うちの家なんて、江戸時代の墓石があるもんね。
酸性雨で字が消えてしまって、
やっとこさ読める年号が、
「享保」とかそんなものだった。
地面に墓石だから、残っているんだと思う。
しかしお墓ビルは、本当に永代にわたってお参りできるんだろうか?
古ぼけて、建て替えしますから、
みなさん100万円ずつお支払いを。
電動機械が壊れたので取り替えです、50万円ずつお支払いを。
みんな素直に払ってくれるものなんだろうか?
今の境内墓地と同じ道をたどるだけだ。