秦の時代。権勢誇る宦官趙高が、始皇帝の死後皇帝となった少々オツムの弱い息子に鹿を献上し、それを馬と言い包めた。
反論したまじめな家臣たちは、後日趙高によってすべて殺されてしまった。
これが馬鹿の起源と聞く。
馬鹿とは頭の良い悪いを指すのではなく、自分に被害が及ぶことを恐れて、事実や正しいことを言えない結果、国を危機に陥れる連中を指すのが「正しい」馬鹿の使い方だそうだ。
本来政治家は、自分の政治的言動に命を懸け、政治的暗殺位は覚悟すべき。
優れたビジネスマンも、懐に辞表を忍ばせ、上司と刺し違える覚悟で提言・諫言する。
国を思う心、会社の繁栄を願う心がそうさせるのだ。
新しい首相が誕生すると支持率が回復。
しかし、3ヵ月もすると「世論調査」での支持率が低下し始める。
そして、首相や閣僚の失態をセンセーショナルに書き立てるマスコミ。
大臣が辞めて支持率は更に低下。
半年過ぎには政局の話がチラホラ出始め、翌年には新しい首相が誕生する。
ここ10年以上、このパターンの繰り返しだ。
この引き金になるのがマスコミの報道。
そもそも偏向なくサンプリングが行われているかどうか怪しい「世論調査」の数字を背景に、政権を追い詰めるのは筋違いだ。
社会の正しい判断と世論を受け入れず、都合が悪いと報道しない。
外部や内部の様々な思惑と、目的を持った様々な勢力に利用されているのか?
株価が短期間で乱高下して急落していく世界同時株安が起きている。
その震源は米欧だが、世界経済は本格的な景気減速の様相を呈し始めた。
今回の世界株式市場の急落は不気味で、リーマンショック時のようなドルの流動性の枯渇、銀行の貸し渋り、企業業績の急落などのパニック的事態は起きていないのに株価が短期で急落し、一向に底が見えてこない。
震災の復興が遅々として進まない中、原発の放射能も気になる。
菅首相の辞任で、5年間で6人目となる次の首相を選ぶことになった。
面白おかしく時期首相を囃し立て詮索する紙面やTV。
それでマスコミの使命を果たしているといえるのか?
「政治」と「芸能」は違うのだ。今、マスコミが報道すべきは、もっともっと他にある。
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