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- 2023.01.24 Tuesday
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ゆめみらい株式会社は広島のトータルマネジメント企業です。
時代を見つめ、次代を素敵にかえていく
夢のある未来を これが私たちの願いです。
誠に勝手ながら
8月10日(水)から8月15日(月)まで
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何卒、ご了承のほど、よろしくお願い申し上げます
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2016年7月5日号 経済レポートに掲載されました
ゆめみらい発刊の「広島ワーキングマザー」について
6ページに載ってます♪
「広島ワーキングマザー」は広島県内の主要書店やAmazonで購入できます
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私が通っていた高校の校庭の片隅には、大きなキックボードがありました。表面はサッカー部のシュート練習に、裏面はネットと思いなさいということらしく、白い線が引いてあって、テニス部が壁打ちに使ってました。キックボードってわかりますか? 大きなセメント製の壁なんです。サッカーゴールに見立ててキック練習するくらいだから、ゴールより大きいのかな。ゲゲゲの鬼太郎に出てくる「ぬりかべ」が巨大になって、足の部分を土に埋めて立っているって想像してもらったらアタリかもしれません。
さて、そのキックボード。その表面には大きく「継続は力なり」と書いてあったんです。私の高校の校訓は、「自主自律」。そして「継続は力なり」がサブモットー(実は、今さら調べたのでした)だからなのです。途中で諦める事を戒めるというその言葉には、なんとも耳が痛くて。サッカー部員は、シュート練習にかこつけて、この言葉めがけてキックしてた(笑) いつか壊してやるって思いながらシュート練習してた(笑) 当時の私にキックボードは、何気ない風景のひとつになっていましたけど。確かに運動場にいると、見えました。教室の窓からも、見えました。いつもそこにあって、ずっとずっと、じっと私を見ていました。
やがて高校を卒業して何年か経った頃、校舎が建て替わって、ガラリと雰囲気を変えたんですよね。有名な建築家の手による現代建築の粋を集めた建物で、空中を散歩するような渡り廊下やエスカレーターまで付いていて、その近代的さにとてもビックリでした。だって、私の頃は木造校舎が残ってたんですから。だけど、校庭にあったキックボードも大きな木も、跡形もなくなってしまってて、寂しい気持ちになったっけ。そんな私の気持ちはお構いなしに、新しい校舎で人気が高まり、今は超人気の難関校になってます。これも時代の流れなのだろうなぁと自分の気持ちを落ち着かせつつも、やはり何となく寂しさがありましたねえ。
ですがその後、同窓会によってキックボードは再建されたんですって♪ しかも、ちゃんと「継続は力なり」と書いてあります。やっぱりね!これが無くちゃ、物足りないってもんです。嬉しいなぁ。
今思うと、ただただテニスに明け暮れていた高校生活で、それは上手くもなく、なにか目標があったわけでもなく、単純に好きだったのだろうけれど、何気ない存在と思っていたキックボードは、確かに私の生活と共にあったんですよね。そして、それと同じように考える同窓生が沢山いたという事です。
その話を知って以来、私の頭の隅っこには、あの高校時代の甘酸っぱい思い出と共に、「継続は力なり」の言葉があるんです。くじけそうになった時、壁を感じてしまった時、「継続は力なり」と念仏のように唱えながら。何事もやり遂げる、貫く、それって最高!と思うのですよ。
この「ゆめみらい便り」は今月で118号。月に一度の発行なので、この9月の発行の120号で丸10年続けたことになります。
その間には、そりゃもう色々な事がありました。どこかの会社に真似されてるのが判って大急ぎで表紙のレイアウトを変えたっけ。印刷を会社のゼロックスでやってて、半分に折って袋に入れてっていう発送作業を、社員総出でやるのが月末の恒例行事だったんですよ。今は身障者の方への仕事提供という意味で外部委託するようになって少し楽になったけれど、そりゃそりゃ手間がかかっていたなぁ。後から真似して始めた会社さんも、長くは続かなかったし。ウチだって、お金もいただかず、利益も産まない代物なので、何度くじけて止めたくなったことか。お金の事だけじゃない。ネタ切れでどうしようかと思ったりするのはしょっちゅう。ですが、もう止めようやぁ〜の声を華麗にスルーしつつ、何とかヨタヨタと継続していったわけです。そう、念仏のように「継続は力なり」と唱えながら(笑)
100号を迎え、纏めて記念の本にしましたが、不思議な事に、形を変えて『本』という物になると、思わぬ良い事が起きてきました。これをチャンスに、さらに飛躍できるかも?という展開も見えてきました。そもそも本にして儲けようなんて、ちっとも考えてなくって、ノベルティグッズみたいなモノかな?というノリだったんですけど。思わぬ影響にびっくりなのです。
やり続けてやり遂げたその先には、何か別のものが見えてくるものなんだと、しみじみ思います。高校を卒業して30数年経ちますが「継続は力なり」の本当の意味を、やっと今、身を持って体験することができました。そんな教えを得た高校で過ごす人生の宝物の時期は、本当に良かったな〜と思えます。それにしても、ウチの中3の愚息。受験生なのに勉強もせずサッカーばかり。親としてはイライラしますが、これも継続し続けると、何か見えてくるものがあるのでしょうか。
ちなみに、ゆめみらい便りに寄稿していただいている大場史郎税理士。私の同窓の大先輩なのです。
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