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- 2023.01.24 Tuesday
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ゆめみらい株式会社は広島のトータルマネジメント企業です。
時代を見つめ、次代を素敵にかえていく
夢のある未来を これが私たちの願いです。
「子育てと仕事と、どうやって両立しているんですか?」と、よく聞かれる。悩み多き働くお母さんたち。そりゃ私だって両立のためにはかなり無理をしている。「如何にして限られた時間に、しっかりキッチリ仕事をして、全ての家事を済ませることができるか」で頭が一杯なのは確か。ラクラクこなしているわけじゃありません。自分の事はいつも後回し、それなのに、いつも寝不足で時間が足りなくて全力疾走で。大変な思いをしてきたし、これからも、きっと苦労の連続な毎日なのだ。
「子育て期はあっという間に終わっちゃう。楽しみも喜びも、辛いのも苦しいのも、この時期に集中してある。だから、子育て期は人生の黄金期だと思うよ、しっかり楽しもうよ」と、私のしてる工夫やちょっとしたコツと共に伝えた。が、「もう仕事が辛くてもたなくて。辞めて時間が楽なパートか何かで働こうと思って・・・」13年間、中学教員をしている彼女。キャリアも惜しい。
女性の退職の1/4が「仕事を続けたかったが、育児との両立の難しさで辞めた」という。無理ないと思う。よくわかるし、心から同情する。
「子どもが成長するにつれ、家事は楽になるよ」なんてセリフは、アドバイスにはなりやしない。そんな先の事よりも、今が乗り越えられない。
子どもが成長するのと同じく親も歳をとる。目にクマ作って疲れてヨレヨレな毎日を送っていると、やがてカラダが悲鳴をあげるのだ。当たり前なんだけど、私も、最近気が付いた(笑) だんだん無理がきかなくなってきたようで、歯肉炎になったり酷い手荒れが起きたり。どれも疲れから抵抗力が弱まって起きるものばかりだ。家庭と仕事の両立って、現実はかなり厳しい。
「朝日新聞デジタル」に気になる記事が載っていた。 「イクメン」を頑張っていた妻子ある男性が、仕事と家庭の板挟みで、やがて「うつ病」になったというあらすじだ。
同年代の妻は仕事をバリバリこなして給料も自分と同じだけ稼ぎ、対等な夫婦関係を望み、家事・育児の分担も平等。その男性は、長女が生まれた時から育児には積極的で、午後6時には帰宅して一通り何でもこなすイクメンだった。
部長に昇進してから早く帰れなくなり、それまで通りのイクメンは出来なくなった。2人目の育児と仕事でいっぱいいっぱいの妻に「全然手伝えなくて、ごめん」と頭を下げ続け、息抜きだった飲みに行くこともやめ、家事・育児に時間を割いた。
「父、夫、部長と役割が増えてきて、全部やりきらなきゃと思うほど、本来の自分を押し潰し、ないがしろにさせざるを得なかった。自分をいたわる時間が全くなくて、ついに体が悲鳴を上げた」ので、うつ病になったというものだった。
最後に男性の呟きが載っている。「仕事を投げ出し、毎晩飲み歩けたらどんなに楽だろう。でも、それはできない。『キャパオーバーでも逃げ場がない。そんな状態なんです』」と。 毎晩飲みに行きたい? 都合よすぎ!あほか! 働く母は、同じ悩みどころか、もっとささやかな望みすら叶えられないのが、普通の毎日なんだけど?
う〜む? この記事は一体何が言いたいのかが良くわからない。イクメンが持て囃されるようになって、今まで全部女性がやってきた事を実際にやってみたら、その大変さに気づいたよという事なのだろうか? そしてそして、もしかして、家事育児の負担を、働く母親に押し戻そうとしているんじゃないでしょうね!?
「女性の仕事仲間には仕事を優先してほしい。でも、妻には家庭を優先してほしい」これが男性の本音なのだ。それを偽り、女性の社会進出促進のため、「イクメン」「イクボス」って煽っている。女性を社会に出した分、男性にしわ寄せが来ても当たり前。それに気が付いて、急に慌ててもねぇ。
「事件は会議室で起きてるんじゃない!現場で起きてるんだ!」と織田裕二の映画のセリフがある。安倍さんはじめエライ人たち、3年間のイクメンの生体験、いかがでしょう?
大体、イクメンやイクボスというカタカナの新語を作るのが気に入らない。ワークライフバランスなんてのも。その推進を今後の出世の切り札だと思ってるエリート気取り人がいたり、それらでイメージアップを図る企業もあるけれど、耳触りの良いコトバに惑わされてはいけない。
私たちは確かに今、大きな時代の変化の、その渦中にいる。だけど、母が味わった苦悩を父が味わなくてもよいような世の中にしたいものだ。女性の社会進出を言う前に、性差による向き不向きを考慮すべき。男性がまずは今より少しだけ多く働くというのは、どうだろう?
女性が女性として、誰からも何からも押し付けられることなく、自由にのびのびと輝いていけるような、素敵な時代をつくりたい。社会に出ようと家庭を守ろうと、一生懸命がんばっている女性は、誰よりも輝いているのだから。
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