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    2017年11月

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      ロータリークラブの地区大会があった。地区大会とは、広島県と山口県にある各ロータリークラブ全体の集まりである。私も広島西南ロータリークラブに所属しているので、その地区大会に参加したというワケ。

      基調講演は、日本の先駆的AI研究者から感性アナリストに転身したという、テレビでおなじみの黒川伊保子氏による「男と女の脳科学〜脳が作り出す男女のミゾ・人生の波〜」だった。

      男女間ではすれ違いが生ずるものだ。モノの感じ方や考え方が違う事が原因となっておこる場合が多い。その対策方法は、心理学の面から考えるというのが一般的なのだが、「脳の仕組み」からとらえ、すれ違いを脳構造からの違いがある事を認識して減らしていこうという内容で、大変興味深く、さらに自身の体験談を踏まえた鋭い分析は、説得力があって面白く、終始笑いが絶えなかった。

      聴講者の大半を占める男性ロータリー会員の皆さまには、かなりのインパクトがあったらしい。華麗にスルーしたり、時にはオロオロしてなだめたり、我慢を重ねたりと、日常的に奥さまの取り扱いに苦労なさっているらしく、その長年にわたって頭を悩ませている原因が分かったのだから無理もない。メンバー皆で帰るバスの中でも、やはりその話になった。

      「女脳って、そういう考え方をするものなん?」

      「折本さんは、女脳の考え方がわかるん?」

      と少ない女性会員である私に質問攻め(笑) で、すぐに答えられなかった私(笑)

      ここで白状してしまうと、私は女性の集まりが苦手だ。女性特有の気遣いという名の「探り合い」。あの独特の雰囲気がたまらない。本当なら同じ女性だから分かり合えるはずなのに。

      女脳は経緯をしゃべりたがるらしい。体験や知識が数珠つなぎで構成されているから、過去の経緯を話さないと気が済まないからだ。結果や結論よりも、何がどうして、どうなって、当事者同士がどう感じ合ったかが大切な骨組みになって、このため結論を言う前に、延々と経緯を述べる傾向にあるという。さらには自ら生み出すものの行く末の「ありとあらゆるもの」が気になり、「自分や自分の大切なひとの今の気分が何にも勝る」感性が、女脳の標準装置だそうだ。それはそれで子育てのための大事な本能ではあるのだが。

      女性社員から報告を受けるとき、「ああなったらこうなって、その時にこうしたら〜〜〜」とはじまるとウンザリしてしまう。「で、結局どうなったん?」と結論が早く欲しくてシャッと話を遮っちゃうな私。きっと彼女は、消化不良な思いをしていたに違いない(笑)

      こんな特性を持つ女脳であるのだが、女性だけの会議となると特に厄介で、議事が全く進まない。意見を述べる際に、その意見を持つに至った経緯を延々と話して時間がかかり、やがて脱線し論旨がずれていく。議論が進まないのだ。先日も、3時間も協議したのに、7つの議事のうち決まったのはひとつだけ。これも脳の構造から来るものとはいえ、この膨大な時間の消費は何とかしたい。何とかせねば!と思いつつも、脳構造から変えるのは困難だ。となると、、、出来れば逃げてしまいたい(笑)

      今ある企業社会は、そもそもが男脳型が多い。大量の商品を均一の質・最小コスト・最速で市場に提供しなければ利益は出せない。支える大組織を整然と動かすには、ミッション外にあるものに無駄に頓着せず、日々の気分にムラがない男脳型が必要となるからだ。売れないダメだと感じたら、「市場の気持ち」にも「時間をかけて開発した製品」にも、必要以上に執着しない合理性がないと大規模経済は動かせない。

      そんな社会で過ごして30数年。私の脳の構造は、生まれ持つ構造を超え、男脳として進化したのかもしれない。いやいや女脳の考え方も持っているはず。女友達とワイワイするのは楽しいし、愛情豊かに母親のきめ細やかさを持って子育てをしているつもりだし。でも、仕事モードの時に女性の気持ちになって物事を考えようとしたとき、え〜っと?どうだったっけ?って切り替えに時間がかかる事、あるなぁ。女同士の付き合いで気疲れしてしまう事もよくあるし、男性のほうが一緒にいて楽!なのだ。

      しかし、学校やPTAなどでは女性同士の逃れられない集団がある。そこでは「飛び出ている人はいないか?」が大問題らしく、違う意見は攻撃される場所だ。

      子どものためにと思って我慢するけれど、保護者会メンバーのグループラインはとてつもない恐怖だ。ある程度のレスポンスでの返事が必須で、感情を害さないようできるだけ下手に出て返すのだが、ちょっと目を離すとたくさんメッセージが溜まっていて、慌てて見てみると、ラジャー!だったり、スタンプがずらっと並ぶだけだったり。

      私と同じ悩みを持つ女性は、「大奥で殿様に寵愛され、妬まれて周りからイジメられた前世が原因ですよ」と霊能者に言われたそうだ。もしかしたら。。。私もそうなのかも?

      大量生産・大量消費経済は終わり、量的拡大から質的拡充へ、成長から成熟へと転換しつつある。合理的で無駄の無い商品よりも、無駄があっても人をワクワクさせる商品が結局は生き残っていく世の中へと変わるのだ。となると女性の出番ではないか。女性の時代と囃される理由のひとつはここにある。

       

       

       

       

       

       

       


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