2016年10月

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    このところ、売りたいのになかなか売れなくて困っているという相談が寄せられています。

    ○○不動産に頼んでいるのになぜ売れないんだ? 自分の可愛いカワイイ家が、きっと誰から見ても価値のあるあの家が売れないなんて。けしからん!○○不動産は! となっているケースが殆ど。○○不動産には頼むのをやめて、別の□□不動産に頼んだり、ウチの会社に頼んでみようかとなって依頼があるんですよね。

    確かに、今のところ不動産業界は活況で、物件価格も上昇中です。でもその値上がりや人気は一部の地域での話なんですよ。

    しかし、どんなに売れそうになくても、いつか必ず売れます。結局は誰かが買います。ではなぜ売れないのか?それには、いくつかの理由があります。

     

     

    売り出してまだ日にちが経っていない

    まだか〜?と焦る気持ちもわかりますが、私たち不動産業者は、3ヶ月をひとつの目安としています。

    『できるだけ高く、安全に売りたい』多くの売主さまがそうおっしゃいますが、それを実現する為には「あなたの不動産を買いたい!」という購入希望者が実際に存在しなくてはなりません。沢山のお客様に見ていただく必要があり、それには日数が必要なのです。

     

    不潔な感じがする

    見た目の印象の影響は非常に大きく、むしろ印象で決まるくらいです。最初に玄関ドアを開けたときの印象は、誰でも残りますし、女性は水回りが気になります。

    空き家なら全体を、住んでいるなら水回りの金属部分がピカピカなようにクリーニングすると随分違います。プロの手による費用は家全体で7万円程度が相場ですが、負担が厳しければ、心を込めて自分でやりましょうか。可愛い娘を嫁に出すような気持ちで心を込めると、良い氣がまわって良い印象となるでしょう。

     

    嫌な施設が近くにあるなど、条件が悪い

    そばに「何か」があるために売れない事があります。高圧線の下で健康に悪そう、線路のそばで轟音がする、「ねぇお母さん、あそこはなあに?」と聞かれて困りそうなラブホテルのそば、墓地があって気味が悪い。。。などなど。しかし悲観する必要はありません。値段を下げたり、年月をかければいつか必ず買い手が現れます。

     

    不動産業者の欲望に踊らされている

    悪い慣習なのですが、不動産業者が「自分の利益を最大にするため情報を操作」している事があります。

    不動産会社には、売却依頼を受けると、『売り物件』として、流通機構へ物件情報の登録義務が発生します。これは、情報を広めて販売を円滑にするためなのですが、自社だけで販売したい=売主買主の両方から仲介手数料を貰いたいが為に登録せず、情報を開示しない会社が実在するのです。特に大手さんはこの傾向がありますね。買いたいという人に情報がまわらないので、とにかく時間がかかります。

    自分の家が、どのように広告されているかチェックしましょう。ホームページへの掲載はどうか、写真の印象は? 特徴がきちんと表現されているか? などチェックする項目は多いですが、気になれば業者へ提案もありです。広告が無いのは論外!ですが、どのように販売されているのかを知ることはとても重要なのです。

     

    値段が相場より高い

    売却の価格は、周辺事例などを参考に売主様と業者が相談の上決めていくものです。買った時の値段は忘れましょう。○年前に○○をリフォーム♡ も忘れましょう。その代金が売買価格に上乗せにはなりません。

    家は年月を経て価値が下がっていくものなのです。業者にしっかり説明を受け、納得いく販売金額を決めましょう。

    ではどの会社と組むか?ですが、少なくとも3社からは売却の見積りを取って、相場や販売方法などを相談してみましょう。会社の業務姿勢もわかりますし、営業マンの人柄も見ましょうね。

    ここでご注意頂きたいのが、売却依頼を受けたいが為に、相場を無視した高い値付けを行う業者があるということです。自分の家に高値を付けてもらうと、褒めてもらったように感じて嬉しくなるのも無理はありませんが、うまく乗せられるべからず。相場から高い値段では売れませんから。

    売れなくて長く情報が出ていると「皆が敬遠しているのでは?」と受け取られ、やがて徐々に関心が薄れ、候補にも入らなくなってしまいます。こうした「塩付け物件」になってしまうと、本来の価値を下回らないと売れないことがあります。

    また、高い値付けをした業者にとっては、売れない事は織り込み済み。時期を見て値下げの提案をしてきます。徐々に値下げに応じていき、結局、売れるのは相場で。売れるまで期間が長くかかるだけとなりますからご注意を。

     

     

    不動産の売買は、お見合いにも似ていますね。相思相愛の良縁を探すのは、本当に難しいものです。

    買う側は、物件をドンドン見ます。他の物件とも比較するでしょう。「もう少し安ければ」や「もう少しキレイなら」といった注文を持っています。売主としては、買主寄りの条件にしたくはありませんが、いつまでも売れない家には何らかの対策が必要です。値下げや物件に手を加える工夫は、売主にとってはマイナスですが、そのマイナスを売主が負担できなければ、売るのは難しくなるのです。くれぐれも、悪徳不動産業者に踊らされないように気を付けて。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     


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    2016年9月

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      今月で、「ゆめみらい便り」は、120号をむかえました❤ 毎月の発行ですから、なんと!10年続けてきたことになります。スゴイな。自分で言うのはおかしいかも知れないけど、ホントに凄い。

      企業生存率ってご存知ですか? 私もたまに耳にするのですが、これが驚くほど低いのです。1年で40%、5年で15%、10年で6%。100社創業して1年後には40社に減り、10年後には6社しか残っていないという計算になります。そんな中で、「ゆめみらい便り」が10年続けてこられたことが驚きですね。無償で原稿を書いてくださる皆さま、登場してくださった皆さま、取材や編集をしてくださる皆さま、支えてくださった皆様に、ただひたすら感謝❤です。

      その「ゆめみらい便り」の中に、働くお母さんや働く女性を紹介するコーナーがあります。これは弊社が目標とする「ダークな不動産業界を明るくクリーンに変える」のと並行して、「働く女性の支援」を細々と行っているからなのですが、働く女性の働きやすさや社会での立場やらを改めて見つめなおしてみると、創刊した10年前とほとんど変わってない!!ですわぁ〜 なんでじゃろ? これは?

      働く女性は確実に増えました。共働きの世帯も、確実に増えました。

      だけど、世の中の社会の構造は、まだまだ「奥さんが家にいて仕事に専念できる男性」を中心として成り立っていて、おまけに「日本の会社は仕事より私事を優先する従業員を罰する」傾向が強く残っています。女性の仕事仲間には仕事を優先してほしい。でも、妻には家庭を優先してほしい。これが男性の本音・・・

       仕事が好きで、頑張って成果を出したいと思っていても、仕事と家事・育児の両立をしながら、女性が本格的に働くことは不可能に近いはず。だから、家事が主で仕事は補助的業務にとどめる「兼業主婦」にならざるを得ないのが実情なのです。

       ウチの経理担当者は、産休明けに一年半も保育園に入れず待ちましたし、「イクメン」って注目を浴びてるけれど、母親を「イクウーマン」と呼ばないように、もっと単純に、育児する男は「父親」でしょ? 

       子育てや家を維持し守るという役目は、決め細やかな女性ならではの気質なくして成り立ちません。はるかマンモスの時代から、男性は狩猟をし、衣食住は女性が守ってきました。何年も続く、その性別による特性によって分けられた合理的な男女分業。それをなぜ今、強引に根元から変えようとしているのでしょうか? 

      う〜ん。いくら嘆いても、ため息ついても、女性の社会進出は「国策」として進められていて、私なんかがどうあがいても変わりそうにありません。

       そこで、弊社は『女性の居心地の良いところを増やす宣言』を致します!

       区役所の窓口も、銀行のロビーも、駅の構内も、おそらく男性が主体となってデザインされたもので、女性が使って気持ちがいい空間にはなっていません。女性の希望はおろか、女性の目線のひとかけらも届いていないように見えます。女性にとっては窮屈だけど、こんなもんだろうと合わせているのか、それとも諦めているのか。ホント女性って優しいですよね〜

      ちょっと思い出してください。男性の方は、一生懸命考えて選んだ女性へのプレゼントを渡した時、反応がイマイチだった経験はありませんか? 反対に、女性からしてみると、貰ってがっかりだった男性からのプレゼントがあるはず。そう、男性が考える女性が好きそうなものと、女性が本当に好きなものって違うのです! 女性が本当に好きで喜ぶものは、女性でないと解らない。だから、そんな場所を弊社のパワーで作っていこうという計画なんです。世の中の半分は女性なんですから、女性の好き♡が反映されたものが、世の中の半分はあっていいはずなんです!

       弊社が女性目線で作った貸会場の「LeReve八丁堀」。ここは評判がものすごくいいのですよ。女性からは、こんな場所を待っていたと口々に褒めてくださるし、不思議と男性からの評判も良くて。オープンから約2か月ですが、予約がどしどし入ってきています。

      元々は病院が入っていて、ズド〜ンとした空間が広がる味気ない部屋でした。募集してもなかなか借り手がいなくて、ずっと空室のままだったところ、ある時、セミナーをしたいけれど場所が不足しているという話を聞き、足りないならばウチで作る!と張り切って改装して作ったものなんです。照明にも家具にも拘って、キッチンやシャンデリアまで付けちゃったのでした。

      弊社の改装は、他業者ではマネ出来ない女性の目つきを兼ね備えてるからこそ出来えたことなのですが、今回の改装はとっても評判が良くて、それでかなり自信が付きました。

      「これからは女性の時代」と持て囃されて、はや何年になるのでしょうか。こんな女性ならではの発想で、女性が居心地のいい場所をどんどん増やしていきますよ〜 これも職業を通じた社会貢献かな? ひとつ始めて良い評判が広がれば、やがて追従も起きてくるはず。小さな一歩が、大きな変化のスタートになるかも知れません。女性の好き♡をもっと増やして、窮屈な環境を減らせればいいな。だって、「女性の時代」ですから♪

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       


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      2016年8月

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         ボンドガールをご存知ですか? そう、あの有名なスパイ映画「007」シリーズに登場する美女たちのこと。美しくてセクシーで、映画の中では男よりも強く、そして賢い。

         小池都知事、稲田防衛大臣というボンドガール( 昔の…かな?笑 )が誕生しましたね。いよいよ女性のパワーを発揮できる時代がやってきた!と大きな期待を寄せてます。ボンドガールのように世の男性を魅了し、女性ファンをも獲得して、続く女性たちの良いお手本になって欲しいなぁ。

        ところで、私の知り合いに、頭脳明晰しかも腕っぷしの強いおじさんがいます。若かりし頃、師匠の命令でアメリカに空手を広めに行った事があるのですって。

         アメリカ生活で目に留まったのが、当時ベトナム戦争真っ只中で、その兵士募集の張り紙でした。兵隊から戻れば、大学で勉強できるというおまけ付きなのも気に入って、応募したそうです。応募にあたっては試験のようなものがあって、それは応募者達を戦わせるというものだったそう。その200人の勝ち抜き戦でなんと!一番になり、腕っぷしの強さを買われ、栄誉あるグリーンベレーの一員としてベトナム戦争に行ったのですって。

        そんな強さがあっても、やがて仲間と共に捉えられてしまいます。一列に並ばされ、端から順に銃殺されていきます。ひとり、またひとりと殺され、いよいよ自分の番がやってきました。こめかみに銃を当てられたとき、既に何発か打ったその銃からは焼けた臭いがしました。その焼けた臭いに、母が焼いてくれたあの卵焼きの香りを思い出し、不覚にも「お母さ〜ん」と叫んでしまったそうなんです。

        その叫び声を聞いて、「お、お前は日本人か!ならば助けてやろう」と、なんと敵の親分がたまたま日本人で、助けてもらったのですって。(第二次世界大戦の生き残りの日本人がベトナム人として生き、アメリカと戦争していたのかもしれません)

        どんなに強い人でも、最後に思い出すのは「お母さん」。あそこに居る気難しそうなおじさんも、きっと最後はお母さん。あなたも私も、みんな「お母さん」。当たり前なんです。みんなお母さんから生まれてきたんだもの。

        最近起こった身障者施設での大量殺人は、本当に悲惨で凶悪な事件でしたね。ただ人を殺してみたかったという考えられない事件もありましたね。以前では到底考えられないような、人の心を持ってない魔物の仕業のような事件が増えてきているような気がしています。

        円安から円高へ不安材料はいっぱいだし、不況・右傾化・薬物問題…それらが物騒な世の中を作り出しているのですが、原因の一つに家庭環境ってある気がするんですよ。温かい家庭と柔らかな母親の愛情に包まれて成長したら、きっとこんな凶悪な事件は起こさないはずなんです。してはいけない事などの善悪の区別を教える事や、思いやりの心を育むことや、豊かな感情の発達などには、母親の役割って大きいと思うのです。

        ボンドガールみたいになりたかった私も、いつの間にやら53歳。しわ皺になったしポヨポヨにもなったし。働く女性の支援を少しずつ続けて10余年、子育て真っ最中のワーキングマザーから、子供が成長するにしたがって、経験者として後進のお母さんの背中を後押しする立場へと変わりました。

        子育てをそろそろ終えようとしている私が、今まで過ごしてきた長い年月を振り返って、反対意見をたっぷり聞く覚悟であえて申し上げると、

        「子どもが小学校に入るまでは、愛情豊かに母親の手で育てるべき」という事です。働くのはその後でいい。

        欧米のように父母で分担し合って子育てすればいいという意見もありますが、私は実は反対なのです。預けた保育園から「熱があるから迎えに来て」という連絡があった時、迎えに行って病院に連れて行くのはお母さんで良いのです。病気になった子ども自身がお母さんに甘えたいのですよ。残念だけど、お父さんではありません。どんなに強い人も、あの人もこの人も、みんな最後は「お母さん」なんですからね。

        小さい子ほど手が掛かります。私も働きながらでは時間が足りなくて、ああしておけばよかったと思う事や出来なかった後悔が沢山あります。どのお母さんも、そんな後悔がないようにしていかなくては。国力を高める、というと大げさかもしれませんが、今の子ども達がやがて次代の日本を背負って立つのだから、母親の責任は重大なのですよ。

        もし、経済的な理由から働く必要があるという家庭には、不要となった保育園の建設費用で何とかならないものでしょうか。社会経験の空白期間が長すぎるのなら、復帰するための教育を充実させれば解決するはずです。

        女性が強くなっていく反面、男性は弱くなったなあ。子育てと仕事の両方の負担を女性に強いる前に、まずは男性にたっぷり働いてほしいと思うのは私だけ? よし!子どもも妻も、ぜ〜んぶワシに任せとけ!ってな気概がある男性は、どこへ消えちゃったんでしょう? そんな事じゃあ、ボンドガールに殺られちゃうよ(笑)

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         


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        2016年7月

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          私が通っていた高校の校庭の片隅には、大きなキックボードがありました。表面はサッカー部のシュート練習に、裏面はネットと思いなさいということらしく、白い線が引いてあって、テニス部が壁打ちに使ってました。キックボードってわかりますか? 大きなセメント製の壁なんです。サッカーゴールに見立ててキック練習するくらいだから、ゴールより大きいのかな。ゲゲゲの鬼太郎に出てくる「ぬりかべ」が巨大になって、足の部分を土に埋めて立っているって想像してもらったらアタリかもしれません。

           さて、そのキックボード。その表面には大きく「継続は力なり」と書いてあったんです。私の高校の校訓は、「自主自律」。そして「継続は力なり」がサブモットー(実は、今さら調べたのでした)だからなのです。途中で諦める事を戒めるというその言葉には、なんとも耳が痛くて。サッカー部員は、シュート練習にかこつけて、この言葉めがけてキックしてた(笑) いつか壊してやるって思いながらシュート練習してた(笑) 当時の私にキックボードは、何気ない風景のひとつになっていましたけど。確かに運動場にいると、見えました。教室の窓からも、見えました。いつもそこにあって、ずっとずっと、じっと私を見ていました。

           やがて高校を卒業して何年か経った頃、校舎が建て替わって、ガラリと雰囲気を変えたんですよね。有名な建築家の手による現代建築の粋を集めた建物で、空中を散歩するような渡り廊下やエスカレーターまで付いていて、その近代的さにとてもビックリでした。だって、私の頃は木造校舎が残ってたんですから。だけど、校庭にあったキックボードも大きな木も、跡形もなくなってしまってて、寂しい気持ちになったっけ。そんな私の気持ちはお構いなしに、新しい校舎で人気が高まり、今は超人気の難関校になってます。これも時代の流れなのだろうなぁと自分の気持ちを落ち着かせつつも、やはり何となく寂しさがありましたねえ。

           ですがその後、同窓会によってキックボードは再建されたんですって♪ しかも、ちゃんと「継続は力なり」と書いてあります。やっぱりね!これが無くちゃ、物足りないってもんです。嬉しいなぁ。

           今思うと、ただただテニスに明け暮れていた高校生活で、それは上手くもなく、なにか目標があったわけでもなく、単純に好きだったのだろうけれど、何気ない存在と思っていたキックボードは、確かに私の生活と共にあったんですよね。そして、それと同じように考える同窓生が沢山いたという事です。

           その話を知って以来、私の頭の隅っこには、あの高校時代の甘酸っぱい思い出と共に、「継続は力なり」の言葉があるんです。くじけそうになった時、壁を感じてしまった時、「継続は力なり」と念仏のように唱えながら。何事もやり遂げる、貫く、それって最高!と思うのですよ。

           この「ゆめみらい便り」は今月で118号。月に一度の発行なので、この9月の発行の120号で丸10年続けたことになります。

           その間には、そりゃもう色々な事がありました。どこかの会社に真似されてるのが判って大急ぎで表紙のレイアウトを変えたっけ。印刷を会社のゼロックスでやってて、半分に折って袋に入れてっていう発送作業を、社員総出でやるのが月末の恒例行事だったんですよ。今は身障者の方への仕事提供という意味で外部委託するようになって少し楽になったけれど、そりゃそりゃ手間がかかっていたなぁ。後から真似して始めた会社さんも、長くは続かなかったし。ウチだって、お金もいただかず、利益も産まない代物なので、何度くじけて止めたくなったことか。お金の事だけじゃない。ネタ切れでどうしようかと思ったりするのはしょっちゅう。ですが、もう止めようやぁ〜の声を華麗にスルーしつつ、何とかヨタヨタと継続していったわけです。そう、念仏のように「継続は力なり」と唱えながら(笑)

           100号を迎え、纏めて記念の本にしましたが、不思議な事に、形を変えて『本』という物になると、思わぬ良い事が起きてきました。これをチャンスに、さらに飛躍できるかも?という展開も見えてきました。そもそも本にして儲けようなんて、ちっとも考えてなくって、ノベルティグッズみたいなモノかな?というノリだったんですけど。思わぬ影響にびっくりなのです。

           やり続けてやり遂げたその先には、何か別のものが見えてくるものなんだと、しみじみ思います。高校を卒業して30数年経ちますが「継続は力なり」の本当の意味を、やっと今、身を持って体験することができました。そんな教えを得た高校で過ごす人生の宝物の時期は、本当に良かったな〜と思えます。それにしても、ウチの中3の愚息。受験生なのに勉強もせずサッカーばかり。親としてはイライラしますが、これも継続し続けると、何か見えてくるものがあるのでしょうか。

           ちなみに、ゆめみらい便りに寄稿していただいている大場史郎税理士。私の同窓の大先輩なのです。

           

           

           


           

           

           

           

           


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          2016年6月

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            人生で一番忙しいんじゃないかと思うほど、超多忙な日々を送っています。
             なぜかっていうと、それは「本の出版」と「セミナー&イベントに使える素敵なスペース」のOPENを同時進行で行っているから。それに加えて、まだ寒い頃に申し込んだ「フォトレッスン」には、自主練が必要だし、所属しているロータリークラブで必要な「和太鼓の演奏」と「軽音楽」の練習もあります。あれもこれもが重なって、脳みそが足りませ〜ん! 時間が足りませ〜ん! カラダがあと三つくらい欲し〜い(笑)
             
             その中でも一番しんどいのは、やっぱり、本の出版ですねぇ。経験もないし、全くのド素人。何が何だか、わかんね。そもそも、「『赤を入れる』ってどゆこと?どうやって入れるん?」に始まり、「奥付」「台割」とか、知らない名詞のオンパレード!
             本にしよう!とスタートしたのは昨年の夏でした。だらだらグダグダの進み方に、しびれも切れたし、こりゃマズイと思って、発行日をエイやあ!って決めたのでした。その発売日、2ヶ月ほど余裕がある設定をしたので、間に合う予定だったのですが、なんと締切り直前(入稿というらしいです)で、原稿チェックの嵐が襲ってきています。どど〜っと原稿が送られて来て、それを明日までにチェックしないといけない!とか。
             この表現はマズいから、別の表現に変えようって思っても、もう頭の中が何かの絞りかすみたいな状態で、言葉が出てきません。いいぇ、単語すら、もう。。。もちろん本業の不動産の仕事もあって (この間に3つビルを買って、2つ売りました)、土日の休みも無く徹夜に近い日々が続いています。ま、これも貴重な経験ですよね。
             そうそう、何の本を出そうとしているかというと、皆さん不動産関係の本だって思うのでしょうが、実は全然関係なくて、この「ゆめみらい便り」が元になっているんです。頑張る女性を応援したくて、『Working Mother』『Shiny woman』のコーナーでは、ひとりひとりご登場いただいています(私も働いてるお母さんだしね)。その『Working Mother』が100号を過ぎ100名のお母さんにご登場いただいたことになったので、纏めて記念の本にしたのです。
             これから共働きのお母さんになろうとする人や、模索を続けている働くお母さんにとっては、かなり読み応えがある本でしょう。また、女性の登用を考える企業経営者、ご担当者様には、まずは働く女性の状況や心理をじっくり知る事から。必読の本となるでしょう。
             そういえば、今月号で117号。月に一度の発行だから、もうすぐ10年!! ビックリするほど長く続いてます!! 「継続は力なり」と言いますが、ホントに良く続いてるもんです。自画自賛ですね(笑)
             
            さて、その忙しさに追い打ちをかけているのが、「セミナー&イベントに使える素敵なスペース」のOPENです。弊社の持っている八丁堀のビル2階が空いていたので、そこを改造して皆さんに使ってもらおうという計画で、今、急ピッチで改装工事進行中なのです。
            セミナーするところが無い、イベントするところが無い、そんな嘆きや悲鳴を受けて、よし、困ってるんなら、ウチで作りましょ!という単純な発想からはじまったもの。元々、弊社は古いビルを買って、ちちんプイぷい〜♪ってリノベーション!! 生まれ変わらせた実績がありますから、改装はお手のもの。
            光の届かない暗いお部屋を、暗さを逆手にとって、黒いクロスとメタルで仕上げて「男のモテ部屋」に。畳をフローリングに変えると改装費用が高くつくので、畳を活かした、男性向きの「侍部屋」、女性向きの「ハイカラさんのお部屋」などなど、斬新なアイディアで行う安価でカッチョイイ改装は、とってもお得意。今回も、そのスキルを活かして、他には無い素敵な空間を作りますよ!
             
            実は私、「なんでやっとるんじゃろ?」とふと気づいて思うことがあるんです。自分から苦労を背負っていってるような。。。だけど「必要なのに誰もやらない事は、ゆめみらいがやる!」と腹をくくって邁進してます。何か見えないエネルギーに押され、突き動かされているみたいに。
            今回も、そんな感じで始めたこと。今までも数々の無謀な挑戦をしてきましたが、どれも不思議と採算割れが無いんですよね。それどころか、利益を生み出しています。このたびの件も、作ればその後に、勝手に進化してくれそうな夢の場所になりそうな予感。おまけに、ワクワク感や手ごたえがありますから、と〜っても楽しみなのです。
             
             今回のコラムは、ただの呟きで、なんの学びもありません。ご勘弁くださいませ。そういえば、私のこのコラムの欄、不動産の事に限らず、幅広い分野に首を突っ込んで吠えまくってますが、それも纏めて本にするかな? あっっ! 性懲りもなく、また新しい計画を考えてる。。。。救いようがないですね(笑)










             


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            2016年5月

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              熊本を中心に九州地方を襲った大地震。
              その後も大きな余震が続き、緊張感から解放されない日々が続いています。
              沢山の方が亡くなり、避難生活を送る方たちも沢山いらっしゃる。山が崩れたり家屋が倒壊した映像を見ると心が痛みます。

              ですが、今回の震災は遠すぎて。。。広島の土砂災害の時には、弊社もいろいろな支援をさせていただきましたが。
              結局のところ、安全地帯からエールを送るに過ぎないのが悔しいです。



               そこで暮らし、そこで笑い、家族の団欒があって、いつでも安心して帰れるところ、それが家。
              それが何の前触れもなく地震によって崩れてしまい、被災された方の落胆を考えると、もう、どうしようもない位の虚しさが心に広がりますね。こんな感情を持つのは、私が不動産屋だからだけではないでしょう。 



               家族が帰る場所が『家』なんですよね。
              そこで子ども達が大きくなっていって、幾つになっても帰っていけて、そこが思い出の原風景になるような。。。楽しい日常、そして安心。
              その役割を果たす器が『家』だと思うんです。私は、今回の熊本震災をきっかけに、家の役割を再認識した気がします。



               ところで、持ち家が得か? 賃貸が得か? という議論がありますよね。
              低金利の今が購入のチャンスだと聞いたり、逆に借金は悪だという人がいたり。
              ホリエモンは「アパートでいい」って言ってるそうですね。
              こうした真逆の話が飛び交っていて、混乱する人が多いと思います。


               そりゃあ、ホリエモンみたいに常に稼げる自信があって、
              「家族を持たない。自由に飛び回り、自分の人生を何よりも優先したい」ってタイプの人にとっては、
              持ってることで発生する税金は高いし、
              不動産は流動性が悪いので、さあ動こうとしても、売却までに時間がかかって、
              行動範囲まで狭まります。
              それに元の値段より下がるんですから。

              買ったって手枷足枷が増えるだけです。
              賃貸を借りて、都合に合わせて引っ越していった方がいいはず。
              つまり、ホリエモン、若しくはそんなタイプの人は、不動産なんて持っちゃいけないし、住宅ローンなんて組んじゃいけないんです。
              だから、アパートでいいという発言につながってるんです。


               ホリエモンに限らず、これは普通の男性でも同じですよね。
              健康でさえあれば、ある程度「住むところを確保」することは難しいことではありません。

              でも。。。
              ちょっと考えてみてほしいんです。
              もし、自分が死んだら、残された奥さんと子ども達は、どこに住むのか?

               住宅ローンには、超割安でお得な団体信用生命保険というものがあって、自分にもしものことが起きたら、ローンは完済されます。
              ガンになっても(今じゃ認知症になっても、というのもあるらしいです)その後のローンは支払わなくても済む仕組み。
              つまり、家を買うという事は、単純に借金するのではなく、奥さんと子ども達に家を残すという、ある意味、生命保険と同じなんですよね。家族が帰る場所を、自分の命を担保にして作る、それが住宅ローンなんです。 



              年収が少ない人がローンを組んで家を買うのを、たくさんお手伝いしてきました。
              年功序列も終身雇用もはるか昔の話となって、この先、収入が上る見込みもない中、長いローンを組んでいきます。
              35年間、ホントに大丈夫?って余計な心配したりして。
              その答えとして、元来、日本人は農耕民族で、土地に住みつき、作物を育てて生きてきたので土地に対する愛着は、遊牧民族とは大きく違い、特別なDNA
              が組み込まれていて、だからみんな持ち家にこだわっているのだと、ず〜っと考えていました。
              それにも一理あるとしても、自分のためだけに家を建てる人なんて、いないんですよね。
              ホリエモンの言う通りアパートでいい。



              家は、家族のため、子どもの為に建てるんです。

              いつでもどこでも、何かあっても家族が戻れる場所をつくる、それが第一の目的だったのです。



              持ち家と賃貸のどっちがトクとかを、
              金銭の損得だけで判断しちゃダメなんですね。
              そういう論点だけで争うのは、ホントに無意味ですねぇ。

              そうそう、今は超低金利なので、35年間固定金利で借りた人は、人生におけるひとつの勝利を手に入れたも同然。
              でも、決して無理したローンは組んじゃいけません。家を持つのが人生の目的じゃないんですから。
              その家で、家族が楽しく暮らせるような、そんな生活自体が目的なんです。
              家にかけるお金、住宅ローンは必要最低限にしましょう。
              そして、家族と暮らせるほんのわずかな時間、人生の黄金期を、彩りあるものにしていきましょうね。



               


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              2016年4月

              0
                春ですねぇ桜桜桜 今年の桜はちょうど土日に満開となって、皆さんも満喫できたのではないでしょうか? 
                私も宮島に行ってお花見をしました。  
                人が多かったぁ(汗) 厳島神社へ続く商店街はむっちゃ混み!押すな押すな状態! 牡蠣の焼けるのを待つ人の列をかわし、立ち止まって揚げもみじを頬張る人達の横を通り抜け、参拝が終わって港へ向かう人が正面から突っ込んでくるのを避けつつも、ちゃっかり新名物の牡蠣カレーパンを戴きながら歩きましたけどね(^^♪
                桜の木よりも人間の数のほうが明らかに多かったですねぇ。それも外国人の観光客がいっぱい。
                日本が好きだから日本に来ているのでしょうから、沢山の人が好きになってくれて、嬉しいな。日本は綺麗でしょう? 日本は美しいでしょう? 
                実は私、カンボジアに行ってきました。私の所属する広島西南ロータリークラブと姉妹ロータリーの台北新東ロータリークラブが合同で、カンボジアのコッコンという土地の孤児のために家を建てたので、その贈呈式に参加してきたのです。
                日本人が言う「海外」って外国の事ですが、今回はその常識を覆す、『歩いて国境を越え』てカンボジア入りするという超貴重な経験もしました!
                カンボジアの現状は悲惨なものでした。国民を苦しめたポル・ポト政権は、技術者、学者、知識人、指導性のある人など頭脳階級を皆殺しにしたのですよね。
                続く内戦もあり、カンボジアの社会基盤を完全に破壊しました。ポル・ポト政権の独裁から40年余り、内戦終結から20年余りも経っているのに、まだまだ抱える課題は多く、外国の支援なしでは充分に機能しない国です。
                コッコンという街は、少し前まで売春と人身売買と密輸にまみれていたようですが、最近は落ち着いてきたとのこと。どこかのお金持ちが寄付したに違いない公園のような広場?があり、インターロッキングの隙間から伸びる雑草が、もの悲しい感じ。寄付されたらしい立派なトイレは鍵がかかってるし。
                湿度が高く気温は35度超でしたが、人々に熱気は感じられません。原付バイクにはナンバープレートが付いていないのもあり、自転車のように扱っていて、秩序も規制も何もないように感じました。市場で働くのはほとんどが女性ばかり。(男性は何をしているんだろうね?)街は臭く、ゴミだらけです。パワーも生気も感じない街、コッコン。
                短い旅でしたが、もう少しカンボジアの実態が知りたかったな。でも、日本に帰って、新幹線の車窓から眺める日本の美しいことっていったら! 私も改めて日本を見直し、日本のことが大好きな自分に気が付きました。日頃どっぷり浸かっていると分からないことってあるもんなんですね。
                カンボジアでもタイでも、沢山の女性が働いていたけれど、市場では、ハンモックに揺られて気持ちよさそうに眠る赤ちゃんや、お母さんに連れてこられたであろう子どもが沢山いました。
                今の日本では「保育園落ちた日本死ね!」ってブログが炎上して、安倍首相がアタアタしてましたけど、職場に子連れで出勤OKなのは、日本より子育てと仕事の両立がしやすいのでは?な〜んて感じましたね。東南アジアでは、男性より女性が強いらしいですね。だからなのかな?
                今、日本では女性は大きく転換することを強制されています。男性社会の中に入って男性と同じように働きなさい、家事と子育てと仕事を上手に両立させなさい、ついでに介護もやってね〜なんて虫のいいことを押し付けられている気がします。
                イクメンが〜 保育園が〜 とピントはずれな対策ばかり。
                私、いつも思うんです。女性に倍の負担を強いる前に、まず男性陣に倍働いて欲しいなって。幼児期に母親と過ごすことは、子どもの人格形成に大きく影響しますからね。小学校に上がるまでは、母親にべったりしてないといけないと思うんです。子ども達が将来の日本を背負って立つのですから。子どもは宝ですから。
                でもね、女性って欲張りなんですよね。美味しいものを食べたいし、ヘアサロンにも行かなくっちゃ。女性が女性でいるためにはお金がかかるんです。男性が男性でいる以上に女性を維持するには資金が必要なのです。
                もっと自由に、もっと伸び伸びと。女性独特のパワーを発揮しながら、ちゃんとお金を稼いで社会参加できる、そんな社会を目指したい。女性の支援、女性の後押し。仕事を通じて、どんどんやっていきますよ〜







                 


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                2016年3月

                0
                  「去年の秋ぐらいから、ちょっと様子がおかしいんですよ」と困り顔で建売業者さんが言う。とっくに売れていてもよい物件が、まだ残っているらしい。
                   えええ〜? この業者さん、かなりの老舗で、長く商売するというのは並大抵の事ではないはず。山あり谷ありの数々を乗り越えてきたはずだ。一体何が起きたんだろう? 
                   よく話を聞いてみると、そこの会社さんだけでなく、どの建売業者さんも、もの凄い危機感を抱えているらしい。それは、大手建売業者、いわゆるパワービルダーと呼ばれる業者の波が押し寄せているからだ。
                  「新築の家を1日100棟、1年に3万6000棟、分譲住宅日本一」と関東でTVCMを流している業者もあるようだ。それにしても、もの凄い数!
                   その実現の秘訣は、[数多く土地を仕入れ 〜 早く&安い原価で建築 〜 早く売り早い資金回収] というサイクルを、エンドレスで繰り返すからだ。
                   お嘆きの建売業者さんの言うには、徹底的なコストダウンをし、もの凄い安値で建物を安値で販売するのだという。真面目に建てていると到底敵わない価格だそうな。
                   そもそも、どうしてそこまでコストダウンできるんだろう? 気になったので聞いてみると、
                  ・年間販売目標棟数を達成する為とコスト削減の為 に、短い工期で建築する。急がせるあまり雑で手抜きな工事に。
                  ・基本的に現場管理はせず業者任せ。
                  ・外国人労働者を安い賃金で受け入る。言葉が話せないので、現場では囲いをして中を見せない。(それ、指示は理解できているの?誰が何語で指示を出すんだろう?)
                  ・何通りかの間取りのプランを持っていて、土地の選定はそのプランが入るかどうかの選定となる。パターン化されているので、設計代図面代節約。(土地によって陽当たりや通風の向き、環境が違うのに?? 駐車スペースの出し入れ易さ、窓を開けた時のお隣や風景の見え方は案外重要。住み心地に関わるはずなのに?)
                  ・シンプルに建て、それ以外は全てオプション。網戸、引渡し前清掃、屋外の立ち水栓などなど、他では当たり前の装備までもオプション。
                  ・アフターサービス一切なし
                  ・土地購入時、買うそぶりを見せて売主を安心させた後、「稟議を上げたら本社が〜」「本社が〜」と過剰な要求をして、無理やり自分に都合の良い条件を通す。
                  ・土地のお金を払う前に、ちょっとだけ先行工事をさせてくれと言って、どんどん進める。工事途中の苦情やトラブルは、土地の売主さんに向かい、またまたトラブル続発。とばっちりが次の方、つまり住宅購入者に向く事もある。
                  とまあ、愚痴も混ざってるけど、出るわでるわ(笑)
                   購入する側としては、地場の業者の悲哀なんて関係ないし、同じ新築なら安いに越したことはないと思うだろう。しかし、同じ新築だけど品質は「同じ」ではない。「早く&安く」は、やはり品質に疑問が残る。耐用年数35年のところが20年しかもたないと言われ、訴訟が多発しているとの噂もある。斯く言う私も、住む人の事を考えない建売住宅なんて、好きじゃない。好きな流れではないけれど。。。それでもいいよ、安いんだもん、という方もやはりいらっしゃるのだから、これも、ひとつの時代の流れなのだろう。そんな方に少しでも損しないようアドバイスを。
                   建築に詳しい人に同行してもらって、問題点や不具合箇所を全て洗い出す。くれぐれも素人だけで判断してはいけない。また、問題点や不具合箇所を見つけたら、引渡しまでに直してもらう事。そうすれば、購入後のアフターサービスの必要性がなくなる。
                   ただし完成時には、クロスが貼ってあって表面しか見ることが出来ない。内部に思わぬ不具合があって、もしかしたら20年後には建て替えが必要になるかもしれない事を、覚悟しておくこと。
                   皆さんは、どこかへお訪ねした時、なんとな〜く暗い感じがするなぁとか、反対に明るくて気持ちがいいなぁと感じたとか、そんな経験はないだろうか? 不動産に関わる仕事をしている私は、数えきれないほどの物件を見てきた。その経験から、「不動産は『氣』を持っている」と確信している。住まうのは、もちろん良い氣のところが良い。建築を請け負った下請け業者さんは、早く早くと尻を叩かれ、土地購入時にはトラブルで泣きを見た人が居る、となるとどうだろう? しかし、所有者が変わると、その人のパワーで『氣』が変わることがある。そんな例もたくさん見てきた。悪い『氣』は、パワーで吹き飛ばしてしまおう。
                   そうそう、食洗機などの設備は後から取り付けが可能なので、低価格で物件を手に入れてグレードアップする事ができると捉え、かかりそうな金額の目安を立て、あらかじめ予算に組み込んでおく。
                   これらを実行すれば、パワービルダーの建売でも少し安心になるはずだ。ご健闘を祈ります。









                   


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                  2016年2月

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                    ある税理士さんからの紹介でした。

                    「ゴシャゴシャしてよう解らんけぇ、聞いてみちゃってくださいや」

                    さっそくお話を伺うと、なるほどゴシャゴシャ。

                    子どももいなくてご主人に先立たれた一人暮らしの方。年齢を重ね、ひとり暮らしは心細い。親から相続した土地と建物を処分して、自分に合う良い老人向けのケア付き施設に入りたいというご希望がありました。

                    その土地建物が曲者で、一か所にあるものの、3つの土地の上に3つの建物があって、増築を何度も何度も重ねた3つの建物は、もはや原型は無く、どうつなげたのか分かりませんが一体化していて、おまけに一部分を賃貸し、倉庫として貸したのに借主は店舗として営業しています。

                    「賃貸しているところを返してもらわないと処分できない」「立ち退きは難しい」「先に自分も退去しなければいけない」と思い込んでおられました。

                    弁護士さんに相談すると「立ち退きはまず無理です」とあっけなく断られたそう。いろいろな方面の他の方に相談をするけれど、立ち退きは難しいと念押しされるだけだったそう。誰も親身になって知恵を絞ってはくれなかったのかな? ヒドイなぁ。

                    売りたいのに立退きが出来ないので売れない、いつ退去すればいいかメドが立たないのに施設を探すことも無意味に思えるので本腰を入れられず。一人暮らしの不安を抱えたまま年月だけが流れていたようです。

                    そこで弊社が知恵を絞ってご提案しました。今までの思い込みを根本から覆すものです。「うっわぁ〜そんなことが出来るんですね!」みるみる顔がバラ色に変わります。まるで相談者さんの目からうろこが落ちるのが見えるよう♪

                    えっへん! 長年の不動産業界での経験に加え、建設業もあり、一級建築士事務所でもあるウチならでは! うん、うん♡ 喜んでいただいて、私も嬉しい。

                    不動産の相談を普通の人は誰にしているのかというと、税理士さんだったり、弁護士さんだったり、銀行だったりします。

                    いきなり不動産屋に相談する人は、とても少ない。 それは、不動産屋だと、知らないうちに損させられるかもしれない、いいようにされてしまうのでは?と、漠然と不安に思う人が多いからだと思います。

                    日本人の資産の6〜7割は不動産と聞きます。それを処分することになった原因は、相続だったり、今後の生活のライフプランだったりします。相続トラブルなら弁護士さんへ、ライフプランだったらFPさんか税理士さんへというように関係する専門家に相談するようです。不動産がわからないと解決できないのに、です。

                    不動産屋が解決してくれるのかどうかがわからないし「損させられる」という恐怖があるからです。

                    例えば相続の問題なら、一つの方法で解決できるわけでは無く、不動産や法律や税務や人の感情などが複雑に絡み合っています。

                    だから専門家が必要ですが、実は専門家に相談すると良くないのです。

                    なぜなら、専門家という人は、優秀とか優秀じゃないとかに拘わらず、自分の専門の中だけで解決しようとする人が多いからです。

                    また、自分の専門外の不動産に関してはわかっていない部分が多く、周りにいる不動産屋に聞きます。しかしその不動産屋は、おこぼれの情報を貰って楽に儲けたい下心で周りにいるわけで、なんとも頼りなく知識も少ない。だから、士業の人たちは不動産屋を格下に思い、幅広い視野を持つことができない事が多くあります。

                    では、どうすればいいか?

                    各方面の専門家、税理士さんや弁護士さん、そして司法書士さんら士業の方が集まって部隊をつくり、相続の相談や老後の問題を解決する窓口を作ることが広がっています。そういったところをまずは訪ねるといいでしょう。

                    でもね、その部隊には不動産屋がいないんですよ。どこもね。(不動産業界の全体の格上げをして、部隊の構成員に入れてもらえるようにしないといけませんねぇ。これは私の大きな大きな課題です) だから、不動産屋でも良い人を見つけましょう。周りにいないって? 探すしかないです。その相談窓口で紹介してもらってもいいし、人伝で探してもいい。お客様の立場に立って、一緒に問題を掘り出し、親身になって解決してくれる人をです。見つけましょう!

                    ホームページでは、その会社の情報を知ることが出来ます。また、Facebookやブログでは、どんな考えを持ってどんな営業をしているかが解ります。便利になったものです。

                    そして、会いに行きましょう。見つかるまで、何人でも。きっとぴったりの不動産屋が見つかりますよ!









                     


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                    2016年1月

                    0

                      旧年中は皆さまに助けていただき、無事に過ごせた上、とっても忙しく一年を過ごすことが出来ました。

                      本年も社員一同、事業に邁進していく所存ですので、引き続きご支援いただきますようお願いいたします。


                      昨年の不動産業界を振り返ってみると、不動産市場の過熱化が続いています。

                      積極的な金融緩和や財政出動を柱とするアベノミクスが、株や不動産などの価格を押し上げ、日銀も異次元金融緩和を継続して、不動産投資分野は前年に引き続き活況でした。物件は水面下で買い尽くされ、市場には出回らない状態が続いています。

                      さて、私の知人が、広島の11月の百貨店売上についてまとめていたので、ここでご紹介。

                      福屋     41億4200万円  ▼1.6%

                      そごう広島店 39億2000万円  ▼3.2%

                      天満屋    17億7600万円  ▼1.1%

                      三越     13億5600万円  ▼7.0%

                      広島はマツダが絶好調で、他の地域に比べると中小企業を含めて景況感はかなり良いのですが、いざ消費となるとこんな状態・・・というのが実情です。

                      マツダ効果が全くなく、輸出で疲弊しているおとなり山口県は、

                      下関大丸   12億1900万円  ▼9.8%

                      井筒屋     9億3900万円  ▼7.7%

                      元々は円安で輸出が増えて景気がよくなる、って話でしたよねぇ。

                      そしていよいよ消費税10%への引き上げも射程距離。東芝やシャープのような大企業でも赤字で人員削減、日本マクドナルドは身売り先を探しています。

                      雇用も安定しない、まして給与上昇の保証も何もない消費者が、消費に駆け込むはずもなく、消費はこのまま先細りになっていくはず。

                      何か別の収入源をと考えて参入する素人さんが増えました。

                      ますます買い手が増えたために、需要と供給のバランスは崩れ、非常な高値となっています。

                      物にはちょうどいい値段というのがあります。

                      例えば不動産投資なら、土地の値段が幾らで、建物が幾ら、人に貸したときに家賃がどれくらいもらえるかを考えるわけですが、今は、実際の価値を無視して、値段だけブクブクに膨らんでいるわけです。

                      年間賃収が800万円の物件だと、通常なら8千万円(利回り10%)が妥当なところだったものが、今や1億1千万円(7%)に。

                      3千万円もの値上がりは、暴騰というか、とんでもない価格ですねぇ。

                      最近は海外のバブルが弾けると、世界中に影響があったりするから大変です。

                      中国やロシアの動向も気になります。

                      米国の利上げの雰囲気もあり、日本政府は、地方の疲弊は無視して「景気は確実に回復している」と考えていますからね。もしかしたら日本も利上げ? 物件の購入を全て借り入れで賄うと、維持管理費などの支払いや金融機関への返済でトントンのはず。

                      みんなが「値上がりするから買う」ってなっていた以前のバブルとは少々毛色が違いますが、今後の動きは要注視ですよ。

                      何度も繰り返しお伝えしていますが、今は投資物件の買い時じゃないです。

                      プロである弊社も、今は手を出すべき時期ではないと考えています。

                      売りさえすればお金になる不動産業者さん。

                      お客様の満足よりも、自分がどれだけ儲かったかが重要だという思考回路の持ち主たちが多いですから、その口車に乗ることなく、ちょっと様子を見た方がよさそうです。

                      ところで、安倍政権は株を買いあげ、支えていますが、このまま日経平均ETFを買い増し続けていけば、錚々たる上場企業の筆頭株主が日本国(年金資金と日銀)という企業が続出しますね。

                      国が筆頭株主になるのですよ。

                      設備投資しろとか、給与引き上げろとか、そんな圧力が強まって、企業の自由度はどうなるんだろ? まるで国営企業みたい。

                      経営陣にとってもかなりなプレッシャーになると思います。

                      他にも、女性の就労や子育て支援の政策、住まいの政策など、オカシイな?と思う事ばかり。

                      おーい、どうなってるの〜と叫びたい気分ですね。

                      不動産業界にいると、色々な人生を垣間見ます。

                      二人亡くなった「風の子学園」の経営者の老後だったり、貧困にあえぐ母子家庭だったり。

                      政策が届かない所を何とかしたいな〜なんて考えて、出来るところから手を出し始めています。

                      経済の浮沈を予想しながらの経営も、だんだん愉しくなってきました。

                      小さな会社だからこそ出来る強みやうま味があるはずです。

                      本年も、不動産業界に爽やかな旋風を巻き起こしていけるよう、頑張ります。








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